掬水の果てマニアック・ベランダー

ベランダで育てるトウガン(冬瓜)


ポットで育苗
2002/05/03

種まき(4月)

4月13日に、3号ポットに3粒ずつ種まきをしました。高温がよいとのことなので、適当な枠に透明ゴミ袋をかぶせて保温しました。約2週間で発芽します。双葉が完全に開いたら1本だけ残して間引きました。


ビニールトンネルをつくる
2002/05/31

植え付け(5月)

5月末には本葉が4〜5枚になりました。90センチのプランタにできるだけ離して2株だけ植えつけました。写真のようにゴミ袋でトンネルを作って保温です。元肥はボカシ40グラムとしました。


植え付け1ヶ月後
2002/06/30

6月

植え付け後3週間の6月23日から7月6日にかけて、生育のよい枝から順序に整枝をしました。各株とも、元気のよい枝4本を残し、残した枝も7節目で切断しました。教科書(タキイの案内書)通りにしたのですが、もう少し残してもよかったようです。

この段階で、ボカシ50グラムを追肥しました。



プランタからあふれてどんどんのびるとうがん
2002/08/10
果実のミニチュアつきのとうがんの雌花
2002/08/04

開花(7月〜)

7月10日に雌花が咲きました。一番花です。花の根元に果実のミニチュアができています。ただし、同じ日に雄花も咲かないと受粉できません。一人さびしく枯れてしまいました。

開花が盛んになるにつれて、お見合いもうまくいくようになり、最終的には10個ぐらい受粉・着床できました。

ただ、病気か害虫か分かりませんが、果実が成長するにつれて、先の方から黒く腐ってしまうものが多く、大きく育ったのは2個だけにとどまりました。


苗箱を敷き藁の代用にする
2002/09/10
全長30センチ2.8キロのとうがんを収穫
2002/08/14

収穫(8月)

実が腐るのは、雨の翌朝などベランダの床面の人工芝で湿度が高く、病原菌などの被害を受けるためかもしれません。

敷き藁をするのが正しいのでしょうが、わらがないので、苗箱で代用しました。

実が10センチぐらいまで大きくなった後は、どんどん生育して、どっしりとして、さらに表面に白い粉を吹いてきます。

全長30センチ、重量2.8キロと2.2キロの果実が収穫できました。ベランダでこんなものが収穫できると達成感があります。


とうがんの鶏のそぼろあんかけ
2002/08/17

料理

鶏のそぼろあんかけや、しいたけスープにして、おいしく頂きました。

ところで、とうがんの茎や実は細かいとげで覆われています。うっかり触って何度も痛い思いをしました。軍手が必須です。



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