掬水へんろ館談話室
掬水へんろ館システム構成(2001/3〜)

パソコン本体 自作 1.2G 2G機

それまで使っていたマシンは1993年の秋に米国のGateway 2000社から当時の最新鋭機を直接個人輸入し、1998年5月にマザーボードはじめ主要部品をほとんどすべて入替えて延命を図ってきたものでした。でもブロードバンド時代を迎え、さすがにこれ以上のグレードアップは困難になってきました。またマザーボードがATサイズであったため、最新の部品を使うにも限界を感じ、2001年3月に思い切って全面的に入れ替えることとし、ATXベースのマシンを自作しました。それでも、比較的新しいLANカードのほか、SCSIカード、MOドライブ、チューナカードもこの構造改革を生き抜びました。
マザーボードAOpen AK73 Pro
CPUAMD Athlon 1.2GHz (FSB200)
AMD AthlonXP 1700+2003/5

換装(2.0GHz動作)
メモリPC133 CL3 256MB × 2
HDDIDE1 MasterICL35L120AVV207-02003/7115GB (WinXP)
IDE1 SlaveIBM DTLA30704545GB (WinME 2001/11/17WinXP)
IDE2 MasterIBM DTTA3508408.3GB
IDE2 SlaveHitachi DVD/ROM GD-750012xDVD-ROM,40xCD-ROM
MOSCSIFujitsu M2513A640MB
FDD1.44MB 2 mode
AGPVideoAOPen PA256MX PlusGeForce2 MX
PCICapture & TunerAIMS Video Highway Extreme
SCSI AdapterBUFFALO IFC-DP
LANPlanex FNW-9702-T100BASE-TX/10BASE-T
USB2IO-DATA USB2-PCI22002/7USB2×4
AIMSLAB Video Highway Extreme

チューナ内蔵のビデオキャプチャボードです。といっても、ほとんどTVを見るのにしか使っていません。動画は320×240、静止画は640×480で取り込むことができます。文字放送も受信できます。せっかくTVやビデオの画面を取り込んでも、著作権の関係からホームページには使えませんね。お気に入りのタレントの画像を自分用の壁紙にするくらいで…。2001/3の新マシンではCPU性能が向上したため、動画も640×480で取り込めるようになりました。添付のアプリはWindows MEでは動作しないのですが、Video for Windowsのキャプチャデバイスとして認識されるので、フリーソフトなど色々なソフトで動くようになりました。ただ、メーカのAIMS LABはつぶれてしまったのでサポート皆無。Windows2000対応は絶望。ということはXPでもダメ?

2001/11/17
Windows XPにアップグレードしたのを機に再度世界中のサイトを調べまくって、色々なドライバや設定ファイルなどの情報をかき集め、何とか動くようになりました。ただ、Audio Line-inがどうしてもルーティングできないので、ビデオデッキからの音声はPC本体のLine-inに接続、カードからのAudio-outはPC本体内部のコネクタを有り合わせのケーブル(T-Zoneのアウトレットで1本10円で買っておいたもの)改造して接続しました。テレビ受信のときとビデオ再生のときとでいちいちボリュームコントロールを開いて操作が必要ですが、機能的には一応復活したことになります。現在、ちゃんとしたドライバのあるbt8x8カードの安い中古をYahoo! Auctionで物色中。

2001/12/23
結論からいうと、XPでもちゃんと動くようになりました。DScalerというフリーのTV視聴ソフトのソースを調べて、このカードの仕様の要点の見当をつけ、一番相性がよさそうだった国産の某カードのドライバの設定ファイルを少し修正することにより対応できました。Win98やWinME時代よりも安定しているぐらいです。640×480の録画も問題なく、TV画面も1024x768に引き延ばしても平気です。あわてて余計な買い物をしないでよかった。

2002/12/15
世の中には奇特な方がいらっしゃるもので、Bt8x8チップを使った各種カード用の汎用的なドライバをフリーで開発しているチームがあります。このBt8xx WDM video adquisition Driverと、上記のDScalerの組み合わせで、特に追加のパッチも施すことなく使えるようになりました。 ドライバインストール時の設定は下記の通り。

SCSI Adapter: BUFFALO IFC-DP (2002/7引退)

若松通商で、「AMD SCSI」と称して、ボードのみ2980円で売っていたもの。起動時のメッセージや基盤上の印字から上記製品名を推定。イメージスキャナと内蔵MOドライブを接続するのに使用中。

2001/11/17
WinMEでは、サスペンド対応がうまくいかず、通常はデバイスマネージャでオフにして使っていました。WinXPにしたら、問題なくサスペントも休止もできるようになりました。

イメージスキャナ:ScanMaker V310(SCSI接続)の引退とともに引退となりました。


周辺機器


種別メーカー品名
ディスプレイFujitsu VL15TX3
LG電子
Deskpowerの片割れ(液晶15インチ)
L1715S (TFT液晶17インチ)2003/12
キーボード
マウス
スピーカを加えたDIY-PC用3点セット(2000円!)の一部
プリンタHewlett Packard
Canon
DeskJet 955C
MP7702004/11
HUBBUFFALOLSW10/100-5PW
無線LANルータBUFFALOWLAR-L11-L
デジタルカメラCanon
Canon
Ricoh
PowerShot A50
IXY DIGITAL 2002001/8
Caplio RX2004/8
イメージスキャナMicrotek
Canon
ScanMaker V310
D1250U2F2002/7
CD-RWBUFFALOCRW-40U22002/7
Web CameraハイウェストPBC-0012002/8
Reader/WriterHagiwara
BUFFALO
FlashGate(HBC-UCF1)2001/7
MCR-6U/U22003/11
TFT液晶ディスプレイ L1715S
老眼が一段と進んできたこともあり、念願の17インチにグレードアップしました。以前は10万円以上の高嶺の花でしたが、2003年12月、自宅近くのヨドバシカメラ上大岡店のアウトレットコーナーで展示品処分品の平日割引で3万円ちょっとでゲットしました。欠陥ピクセルも2点のみ、傷もないのでお買い得だったと思います。ウィンドウを左右に配置しても余裕で作業でき満足してます。

デスクパワー添付のディスプレイ その2 (2003/12 引退)
下記の「デスクパワー添付のディスプレイ」も昨年(2000年8月)に昇天してしまったので、液晶ディスプレイをゲットした。詳しくはWebmaster日記(2000/8/26)参照。

デスクパワー添付のディスプレイ (2000/8引退)
今まで使っていたMAG製のディスプレイが昇天してしまったので、一時単身赴任していたときに寮で使うために買ったデスクパワーに標準添付のディスプレイを起用しました。スピーカ内蔵なので机の上が効率的に使えます。

デジタルカメラ:Caplio RX
デジカメのズームの広角側が28ミリなのに惹かれました。先々代のPowerShot A50が28ミリだったのに対して、先代のIXY DIGITAL 200が35ミリで、使ってみてその差を実感していました。ただ、この価格帯ではなかなか広角が広いものは少なく、あきらめていたところ、偶然、ネットの記事でこの製品のレビューを読んで、無性に欲しくなりました。電池の持ちが著しくよいというのも決め手になりました。

デジタルカメラ:IXY DIGITAL 200 (2004/8: 引退)
130万画素のPowerShot A50の機能とか画質に不満はなかったけど、2001年夏、久々の歩き遍路をしたあと、急に買い換えたくなりました。A50をポシェットに入れて持ち歩くと結構重いのです。A50から2年経過しているので、画素数や重量など進歩してるだろうと調べてみて、A50の何代か後継にあたるA20、三洋のDSC-MZ1、そしてIXY DIGITALとなりました。画像についての高い評価やマニュアルなどの多機能でかなりDSC-MZ1に傾きましたが、最後の最後で心理的逆転劇が発生した結果、本機になりました。

デジタルカメラ:PowerShot A50 (2001/8: 引退)
ES-1000は、コンパクト、軽量でなかなかの優れ者でしたが、なんといっても液晶ディスプレイがないため、撮影範囲が狂いがちで不満でした。

最近になって、中級機のデジカメが安くなってきたので、思い切って、1999年8月、キヤノンの新製品PowerShot A50を購入しました。これは130万画素、2.5倍光学ズーム付きで、印刷目的でもA5版ぐらいまでなら問題なしと評論家も言ってるクラスです。ヨドバシ横浜駅前店で59800円にて購入。ところが最近オープンしたヨドバシ上大岡店ではポイント13%が付くことが判明。知ってれば待ったのに。

ただ、ウチのプリンタは未だにBJC-400Jなんですが、ハガキの下半分に印刷するぐらいなら結構使えるので、妻が花の写真をプリントしたハガキを作るのにも使っています。

たまに、コンパクトフラッシュカードのエラーが発生するのが心配。(→初期不良交換してもらってからは問題なし)

デジタルカメラ:ES-1000 (1999/6: 引退)

イメージスキャナ:Canon D1250U2F (2004/11 スキャナ機能内蔵のプリンタ複合機 Canon MP770購入に伴い、引退)

それまでのScanMaker V310(SCSI機)が新OS対応に難があるのに嫌気がさしたのと、スキャナ新製品の価格低下の誘惑に負けてUSB機に買い換えました。コンパクトで操作性もいいです。起動時のランプ調整がもう少しきびきびしているといいのですが…

イメージスキャナ:ScanMaker V310 (2002/7 引退)

1998年1月に購入した、360×720dpiのフラットベッド・カラーイメージスキャナです。SCSI接続です。

遍路の写真を載せるのにPhoto-CDは高級過ぎるのと、自由な範囲でトリミングするのが難しいので、スキャナが欲しかったのです。また、読書日記に載せる本の表紙もこれまでデジカメで撮っていましたが、いちいち三脚をセットしたり、光の当たり方を調整するのが面倒でした。このスキャナのおかげで、だいぶ楽になりました。

ヨドバシカメラの店頭に、何かの雑誌に掲載された各社のスキャナの比較記事の抜粋があって、この製品が比較的画質が優れていると評価されていました。価格的にも24,800円で、EPSONの400dpiの製品などと比較してもかなり安いので決めました。

おまけで付いているOCRソフトにはあまり期待していませんでしたが、新聞記事を360dpiで取り込んでも結構読めるので驚きました。

2001/11/17
WinXPでは、メーカ提供のWin2000用ドライバを使っていますが、プレビューがいつも途中でハングしてしまうというトラブルが出ています。スキャンは正常にできるようなので、適当に目分量で入力し、ソフトでトリミングしてます。ちょっと不便。ドライバの不具合なのか、SCSIインタフェースの問題なのか未解明。使えないわけではないので、あまりじたばたせず、XP関係の情報が出回るのを待っていることにします。

2001/12/23
解像度などの設定内容次第ではプレビューだけでなく、スキャンも中断してしまうことが多々発生することが分かり、とても実用になりません。いよいよ買い換えかなあ…と何回かヨドバシでスキャナ売り場をのぞいてみています。今や普及機でも1200dbiが普通。サイズも薄く軽くなっていて、USBインタフェースのものが13kぐらいで買えます。でも色々見ていると、USB2.0仕様のものが高速でよさそうだし、そうなるとUSB2.0インタフェースにプラス4k。透過原稿オプションもプラス数kで買えそうだけど、そうなると合計2kを越える出費となる。どうも決断がつきません。そうこうしているうち、きょう、マシンを色々いじくっていたら、SCSIチェーンにつながっている内蔵MOをデバイスマネージャでオフにしてやると、スキャナの不具合は解消することが分かりました。MOは滅多に使わないから、当分はこれでしのぐことにします。キャプチャカードの買い換えを回避できたのとあわせてご機嫌です。

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