掬水へんろ館談話室
掬水へんろ館遍路トピックス [2002.10.16]
大阪で11月13日にシンポジウム「平成遍路 歩けば自分が見えてくる」
by くしまひろし

    2002年11月13日13時30分から、大阪市内で読売新聞大阪本社主催のシンポジウム「平成遍路 歩けば自分が見えてくる」が開催されます。読売新聞の大阪発刊50周年と、大阪市中央公会堂の改修工事完成を記念して開くもので、入場無料です。

    第一部は、作家・立松和平さんの講演「四国遍路と日本人の旅」、第二部は三味線奏者・月岡祐紀子さんらによる「遍路組曲」演奏、第三部は脚本家・早坂暁さん、帝塚山学院大学教授・松岡正剛さん、立松和平さん、フリーライター・佐藤孝子さんによるパネルトーク「歩けば自分が見える」となっています。

    • 立松和平さんは、NHK「四国八十八カ所」で最初の部分(1番〜4番)で「旅する人」を勤めました。
    • 月岡祐紀子さんは瞽女を継承し、また1999年と2000年の2度の歩き遍路で「遍路組曲」を作曲したほか、その体験を『平成娘巡礼記』として著しています。
    • 早坂暁さんは、愛媛県の遍路道沿いの商家に生まれ、その体験を元にしたドラマ『花へんろ』などの作品があります。
    • 松岡正剛さんは、密教21FORUMと協力して『空海デジタルアーカイブ』の制作に取り組んでいます。
    • 佐藤孝子さんは、遍路体験記『お遍路に咲く花 通る風 -お元気おばさん お四国を歩く』『四国遍路を歩く』やガイドブック『四国お遍路ガイドブック』といった著作があります。

    申込みははがきかFAXで10月31日まで。定員700名で、応募者多数の場合は抽選となります。

    (情報提供: 阿波公方さん)

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