遍路トピックス [2001.12.1] 藤恒教授、波乱の結願 | by くしまひろし |
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藤恒教授こと、藤田恒夫さんの3年がかりの区切り打ちが終わりました。藤田さんは、昭和8年生まれで広島県在住、福山平成大学教授。1998年から数日ごとの区切り打ちを題材に、「四国遍路の小さな体験」シリーズとして、小気味よい切り口のエッセイをホームページに綴ってこられました。 これまでは、単独行でしたが、バスツアーや車へんろを重ねて来た奥様と合流して結願を迎えます。ところが、結願への期待が高まり過ぎたこともあったのか、コース選択の後悔や思わぬ転倒によって心身を乱してしまい、加えて奥様の納経軸の紛失まで発生。「幸福感に満ちた満願」という心境とは少しずれた困惑の結末となってしまいます。 実をいうと、僕の場合も不完全燃焼の結願でした。まだまだ、宿題を残しているぞ…ということなのかも知れません。それにしても、帰りの車中、奥様の気持ちの整理の仕方には感銘を受けました。 関連リンク
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