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へんろみち保存協力会 | ご紹介 |
へんろみち保存協力会では、次のような活動を行っています。
ガイドブックの出版
バスツアーやタクシーに頼らずに自ら計画して遍路に出る人のためのガイドブックを出版しています。特に「四国遍路ひとり歩き同行二人」は歩き遍路を志す人にとっては必携の資料です。出版案内はこちら。
道しるべの設置
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遍路道を歩いていれば必ずお世話になる右のような道標やシールを設置しています。 道しるべは主な分岐点や山中に約2000本、へんろマークのシール主として市街地に5000枚が貼られているということです。そして、毎年これを整備・補充を続けています。
草刈り
都会から行って現地の遍路道を歩いているだけでは気づきませんが、実は協力会の方々が定期的に沿道の草刈りをして下さっているから、山の中の遍路道も快適に歩けるのです。1998年9月のNHK「ひるどき日本列島」で、この草刈りの様子が放映されました。
- 1999年度「遍路道草刈り奉仕団」 [99.3.6]
なお、2001年度の参加者募集は都合により中止となっています。
「へんろみち一緒に歩こう会」 - 1999年度をもって終了
歩き遍路の体験記録の収集
現代の遍路の実態を後世に伝承し、また民族文化研究の対象としても活用するため、体験記録を寄贈を募集しています。ホームページ開設者もハードコピーをぜひ同会へ。募集要項はこちら
宿泊所ご利用のアドバイス
1998年ごろから徒歩巡拝者(歩き遍路)が急増したことに伴い、特に春秋のシーズン中は宿泊事情の逼迫が予想されます。このため、へんろみち保存協力会では、2000年1月から、相部屋原則の呼びかけを始めました。
公式ホームページ「四国遍路 道先案内」 NEW
活動内容や、遍路道の最新情報などが掲載されています。
松山在住の宮崎建樹さんが、ほとんど独力で運営している遍路のお助け団体です。宮崎さんは42歳のときに大病で入院したのがきっかけで遍路を始めました。
「ところが実際に歩いてみると道は荒れ放題で、土地の人に聞いてもよく分からず、何度も国道を大まわしてしまいました。このままでは四国へ来た遍路さんが道に迷うばかりだと思い、せめて私が住む松山周辺だけでも道しるべを立てようと決意しました」(JTBキャンブックス「四国八十八ヵ所めぐり」より)。結局、その活動は大きく育ち、今や遍路道の至るところでその独特のデザインの道しるべが僕たちを助けてくれます。草刈りや道しるべの補修は、宮崎さんの指導のもと、趣旨に賛同する有志の手によって行われています。
今日、僕たちがさしたる困難もなく歩き遍路をやり遂げることができるのは、同会のさまざまな活動と、各地で細々と営業を続けてくれている遍路宿のおかげなのです。
住所 791-8075 松山市ひばりヶ丘5-15 名称 へんろみち保存協力会 電話 089-952-3820 なお、本や資料で分かることはなるべく自分で調べましょう。たいていのことは出版物案内に記載の「四国遍路ひとり歩き同行二人」に書かれています。持っていない方は、まずこれを注文して熟読しましょう。
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