掬水へんろ館Q&A談話室
掬水へんろ館[四国遍路 Q & A]
持ち物を教えて下さい
くしまひろし

1週間程度の区切り打ちで、宿泊は民宿や宿坊を利用することを前提とした場合の携行品のリストです。4月から10月ぐらいまでは通用すると思います。寒い時期は、長袖シャツ、セーター、マフラー、使い捨てカイロなどを追加すると良いでしょう。

下記で約6キロになりますが、本当は5キロが理想です。何を減らすか、またより軽い代替物が入手できるのか、工夫のしどころです。

通しで歩く場合や、野宿する場合は条件が異なりますので、ご注意下さい。

荷物の例
品名数量重さ備考
着用
白衣(上)1210g これらは歩行中は着用しているものですが、携行品のチェックのため一覧にしてあります。金剛杖、菅笠、輪袈裟は現地で購入できます。
ズボン1360g
ベルト1本130g
パンツ169g
靴下160g
金剛杖1
菅笠1
輪袈裟163g
軍手1双50g
衣類 (着替え)
パンツ2138g 着替えを何セット用意するかは、どの程度の頻度で洗濯するかということと、荷物をどれだけ軽くしたいかというトレードオフです。僕は、基本的に毎日洗濯するということを前提にし、洗濯できない場合や乾かない場合がありうることを考慮して、着替え2着+着用1着=計3着を持参しています。
Tシャツ2250g
靴下2120g
ウィンドブレーカー1190g僕のは、昔、全日空のポイントを貯めてもらった「ANA Oepn」というロゴ入りのナイロン薄手のものです。相当寒いときでも、これを着てどんどん歩けば温かくなります。往復の交通機関の冷房対策にも。
パジャマ(上下)1組310g宿では浴衣を貸してくれることろが多いですが、僕は着慣れたパジャマを持参したこともあります。下だけでもあると便利。
タオル1本80gハンカチ代わり、歩行中の汗ふき、入浴時など多目的に使用します。本当は2本持っていた方がいいかもしれません。
小計1088g
巡拝用品
数珠159gどこまで正式にやるかは、言ってみれば好き好きです。途中の札所でも購入できますから、その気になったら揃えるという考え方でもいいでしょう。僕の場合は、この中で最初に揃えたのは、経本と納経帳のみです。
経本1冊45g
納経帳1冊340g
納札100枚65g
持ち鈴190g
線香200本75g札所でも売っていますが高いです。僕はスーパーの家庭用品売場で買っています。これは、30ヵ寺回るとした場合の数量です。
豆ローソク60本120g
使い捨てライター118g線香とローソクに火をつけるとき使います。札所の灯明台には、種火となる太いローソクや、引き出しの中にはマッチが備えられているのが普通ですが、万一のために持っていた方がいいでしょう。札所でお参りするときは、結構小物が多くて、手がふさがるので、マッチよりライターの方が便利です。なお、他人のローソクから火を移すと、その人の業を引き継いでしまうので、必ず自分で火をつけなければならないという説もあります。ライターは、足のマメをつぶすときに、針を消毒するのにも使います。
小計812g
雨具
レインポンチョ1345g菅笠が有れば傘は不要です。ポンチョ(カッパ)をザックの上からかぶるのでザックカバーも不要です。普通のレインコートとザックカバーの組み合わせでは、結局ザックの中身を濡らしてしまったという失敗談をよく聞きます。
ビニールズボン1200g
小計545g
洗濯用品
ワンパック洗剤369g洗濯は宿の洗濯機を借ります。コインランドリ形式のところもあります。乾燥機だけ有料のところも多いです。洗剤を使ってくれてもいいようというところもあれば、別に購入する必要のあるところもあるので、ある程度は持参した方がいいです。
洗濯ばさみ315g時間的に余裕のないときは乾燥機を有料で使いますが、余裕があるときは適当な場所に干します。
ビニールひも3m5g
小計89g
救急用品・薬品
救急絆創膏1815g
テーピングテープ(50mm)半巻30g足の痛んだところを保護するのに用います。50mmは足の裏、15mmは足の指のマメの前兆に使います。
テーピングテープ(13mm)1巻15g
はさみ144gテープ切断用
針と糸110g不幸にしてマメができてしまったら、この針と糸を使って水を抜きます。
イソジン消毒薬1本40gマメの手当ての際も使います。
パブロンSゴールド微粒(風邪薬)5袋10gいわゆる常備薬を少量ずつでも持っていくと安心です。これはあくまでも僕の例です。
ビオフェルミン(整腸剤)16錠5g
ガストローム(胃薬)6袋13g
ロキソニン(鎮痛剤)17錠7g
正露丸6錠3g
オロナイン軟膏(外傷薬)112g
湿布薬(捻挫用)1枚15g以前捻挫したとき宿で湿布薬1枚をもらって助かったことがありますが、必ずしも入手できる場合ばかりではありません。1枚あれば薬局がみつかるまでの間何とかなるでしょう。
日焼け止めクリーム143g季節にもよるでしょうが、無用な日焼けは防止した方が賢明です。僕は手首とその上の部分に塗っています。
虫除けスプレー185gこれも季節によるでしょうが、音波を利用した虫避け装置よりスプレーの方が効くようです。
小計347g
日用品
ポケットティッシュ8個104gマメの治療時も必要
つめ切り123g
耳掻き14g
歯磨きセット145g
折り畳みコップ125g
500ccペットボトル1500g水筒より軽いし、帰るときは捨ててしまえばいいので愛用しています。
小計701g
歩行用品・その他
方位磁石120g周囲に人がいなくて、地図上の目標も確認できないときは、方角だけが頼りです。
ルーペ(40mm×50mm)128g地図の細かいところを見たりするのに使います。目のいい人は要らない。
地図12枚100gなるべく軽くするため、へんろみち保存協力会『四国遍路ひとり歩き同行二人』の地図を必要部分だけ切り取って、1枚ずつ書類用のポリ袋(防水のため)に入れて持参しました。
カメラ1230g
フィルム8本232g僕の場合、大体1日1本使いました。
ミニ三脚1115g
懐中電灯173g早朝・夜間の歩行予定がなくてもぜひ持参しましょう。どこで道に迷うか分かりません。またトンネルを歩くときは、車に対して自分の存在をアピールするために大事です。マグライトは重いので、もっと軽いプラスチック製のものが良いです。
予備電池(リチウム単3)2本27g僕はカメラと懐中電灯のどちらも単3電池を使用する製品を選びました。電池が共通化できます。リチウム乾電池は、アルカリ電池より高価ですが、軽く長持ちなので遍路には適しています。
万歩計128g
手帳1冊40g
ボールペン1本10g
携帯電話193g公衆電話がどこにでもあるわけではないので、早めに宿に予約を入れたり、到着の遅れを連絡したりするのに便利です。山道で動けなくなって、携帯電話のおかげで助かった人もいるそうです。もっとも遍路が携帯電話など持ち歩くなど言語道断という考えの方もおられます。読経中に呼出し音が鳴ったりしないように注意しましょう。アラーム設定すれば目覚ましにもなります。
携帯電話充電器1175g
予備靴ひも1組17g
小計1188g
ザック
ザック1970g
ポーチ1110gさんや袋を使わない場合は、納経帳の入る大きさのポーチ、または、ポーチに入る大きさの納経帳だと好都合です。要するに、どこかに重い荷物をおいて山の上の札所まで往復するときなどに、必要なものが入ると便利なんです。いつもは、手帳や携帯電話などを入れています。
小計1080g
合計5850g着用しているものを除く

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