掬水へんろ館遍路の本談話室
掬水へんろ館堂守日記 花へんろ一番札所から

花へんろ一番札所から 手束妙絹堂守日記 花へんろ一番札所から』 (佼成出版社,1994年)
本体価格 1300円, ISBN4-333-01693-2

四国八十八カ所の53番から54番に向かう途中、今治の手前に、歩き遍路の大先輩、そしてマドンナとも言える手束妙絹さんの住む、鎌大師があります。そこを訪れる近所の方々、遍路、著書の愛読者などなどとのきらきらした出会い・触れ合いが季節感豊かに描かれています。

僕も、1998年の夏に手束妙絹さんを訪ね、その元気なお姿に触れ、お話を伺うことができました。その日は、お祭りの翌日とのことでお疲れの様子でした。本書では毎年8月のその祭りの様子が詳しく描かれており、記憶の中の境内の様子と重ね合わせて、自分がそこにいるような気がしてきました。

また、遍路などの訪問者との語らいや文通から、四国を歩く様々な人々の姿もうかがい知れます。

くしまひろし

〔広 告〕
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