掬水へんろ館遍路の本談話室
掬水へんろ館【遍路記録】私のお遍路日記歩いて回る四国88カ所
私のお遍路日記歩いて回る四国88カ所
佐藤光代/浦谷さおり私のお遍路日記歩いて回る四国88カ所 (西日本出版社,2005年)
本体価格 1,400円, ISBN4-901908-08-1

昨年出版されたのに、きづきませんでした。おもしろい本でしたので、一気に半日で読み終えました。
おへんろに行くはっきりとした理由は分からない。ただ、「女の本厄33歳(独身)」にあたり、何かとんでもない事件や事故に巻き込まれるかもしれない・・・・・・・・・・。これは厄落としをせねばならん!」結婚したいとか幸せになりたいとかお願いしない。でも、あとでお願いしといたほうがよかったかなと思った。
で始まる、おへんろに行く言い訳に、今の若い人には珍しいなあ、と引き込まれました。おへんろ旅をして、著者は自分人生に自信を持てたよおです。
初めてのおへんろ旅を進めていくと、途中で、余分な荷物を送り返したり、と、多くのおへんろさんがしたよおなことをするんです。情報があふれて、いく人ものへんろ日記を事前に参考に学べるのに、やってしまうんです。
しかし、事実を見ていても、頭の中で決め付けていて、なんとも思わないことが、面白い。「今では、記憶がボヤ〜としていて思い出せない」と正直なんですが。パンタグラフは無い、架線は無い、排気ガスを吹き上げて走る電車。非電化区間に電車??気動車ですよね。トンネルは苦手なのでトンネルをさけて旧国道を選んだけど、現国道も旧国道もトンネルあるんですけど。
イラスト絵は歩かなかった浦谷さんなので文章と相違あります。
でも、おへんろに行きたくても行けない人や、おへんろに行こうか行くまいか迷っている人に勇気を与え、おへんろってこんなにも面白いと感動を伝えられる一冊です。

投稿者: そんじゃま

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