掬水の果て読書日記書名索引著者索引

掬水の果て > 読書日記 > 情け嬉しやお遍路ワールド 歩いて歩いて四国の風になった


情け嬉しやお遍路ワールド 歩いて歩いて四国の風になった
佐藤孝子情け嬉しやお遍路ワールド 歩いて歩いて四国の風になった (近代文芸社,1996年)
ISBN4-7733-5433-X

これも丸善のブックサービスで、見つけた本です。

著者は17年間の小学校教師生活に終止符を打って歩き遍路の旅に出たのだそうです。初めは「お四国」を支配する「お大師さま」信仰にも多少の違和感があったのに、歩き続けて、様々な人と出会い、悩み苦しみ、そして空っぽになる(「風」になる)うちに、素直になってしまう自分に気づいていきます。僕がこの本を読んだのは、初めての区切り打ちで1週間歩いたあとですが、この「風になる」という感覚が、よくわかるような気がしました。

旅程が詳しく記されているので、所要時間や宿のことなど実用面でも参考になりそうです。

〔広 告〕
この本を買う→
 

Amazon
[読書日記] 目次に戻る (C)1996-1997 くしまひろし