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娘遍路
田崎笙子娘遍路 (葦書房,1991年)
ISBN4-7512-0299-5

1965年生まれの著者が1988年に2カ月かけて四国を一人で歩いて遍路した体験を綴った本です。著者は霊感があるということですが、途中、色々な困難や迷いに精神的にも翻弄される様子が痛々しく描かれています。それだけ感受性が鋭いということなのでしょう。

鯖大師の住職から聞いたという「四国は3回は回らないと何も分からない。1回目はがむしゃらな満足感。2回目は知ったかぶり。3回目になってやっと分かる」という言葉を深く心に止めました。

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