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山本和加子 『四国遍路の民衆史 』 (新人物往来社,1995年)
ISBN4-404-02310-3四国遍路という風習がどのようにして成立したのか、また昔の遍路はどのようなものであったのかを史料を駆使して研究した本です。これも丸善でみつけました。パソコン通信でも出版物の検索サービスがありますが1分数十円とられたりして高価です。丸善や紀伊国屋書店のWWWでの検索サービスは、通信費用以外の費用はかからないし、検索結果からダイレクトに注文指示ができるしなかなか本屋では見つけにくい本でもキーワードで簡単に発見できるし大変便利です。こうしたサービスがなかったら一生これらの本にはきっと出会うことがなかったでしょう。インタネットショッピングが確実に市場開拓につながる分野の一つだと思います。
弘法大師(空海)は8世紀の人ですが、いわゆる遍路が今に近いかたちで行われるようになったのは江戸時代以降のことだそうで意外に新しいのですね。また、第二次世界大戦後に遍路は再開発されたといってもいいのではないでしょうか。その意味では、単に遍路を残すというだけでなく、今後の遍路の世界を、僕たちが作っていくべきなのです。
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