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デイヴィッド・バーリンスキ(林大訳) 『史上最大の発明アルゴリズム 』 (早川書房,2001年)
ISBN4-15-208382-4プログラマの僕としては、ソフトウェアとして具現化されるアルゴリズムというものが、どのように世界を変えてきたのかというようなテーマを期待していたのですが、内容は少し傾向が異なります。
基本的にはアリストテレスから始まって、述語論理の形で計算科学の基礎が形成されていく様子を、フィクション仕立てで再現しながら、遺伝子といった自然現象もアルゴリズムで支配されているといった結末へと導いていきます。
期待したより格調高い本でしたが、本当はもっと実社会とのつながりという視点でアルゴリズムを描いて欲しかったというのが本音です。タイトルから連想できるだけでも、法律とアルゴリズムとか、技能習得とか、色々と面白い視点があり得るはずと思いました。
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