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養老孟司 『バカの壁 』 (新潮文庫,2003年)
ISBN4-10-610003-7ベストセラーとなった本で、「バカの壁」というタイトルが気になっていました。あえて言葉で表現されると、確かに日頃あちこちで「バカの壁」にぶちあっているなあと思ったからです。多くの人がそう感じているから、売れているのでしょう。価値観が多様化して、コモンセンスの成立する範囲が小さくかつ散在してしまっているということだと思います。
僕が本を開く前の期待としては、「バカの壁」にどのようにして穴を開けることができるかが知りたいと思ったわけですが、読後感としてはさまざまな「バカの壁」を解説してもらっただけに終わった気がします。
ただ、「バカの壁」という場合、自分は壁のこちら側にいるという前提があるように思いますが、よく考えないと自分時間が壁になってしまっているかも知れないと心配になりました。
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