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パトリシア・コーンウェル(相原真理子訳) 『警告 』 (講談社文庫,1999年)
ISBN4-06-264736-2生まれつきの奇病で異形の人物が犯人だったり、インターポールが出てきたり、ますます刺激的な材料がちりばめられた作品で、僕としては作品がこういう方向に行くのはあまり好みません。ネタ切れってことなんでしょうか。マリーノがかろうじて人間味をふりまいていますが、ルーシーも荒んでいく一方で悲しいです。
巻末の解説によるとコーンウェルは「検屍官シリーズ」は十作で終ると言っていたそうです。で、この『警告』がその十作目なのですが、これで終わりなのかどうかは分かりません。ベントン亡き後、何だか新しい恋人が出来たようなので、より国際的な活躍に向けて次のフェーズに入っていくのかも知れません。
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