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鈴木光司 『らせん 』 (角川ホラー文庫,1997年) [角川書店,1995年]
ISBN4-04-188003-3/4-04-872871-7『リング』では解決したと思われた謎に新たな意味が与えられて、もう一段、上のレベルでさらに物語が発展していきます。今や流行の利己的遺伝子やレトロウィルスをネタにして、メディア=バーチャルワールドと物理的世界=リアルワールドの気味の悪い連結が起こります。僕のような理科系の人間には悪魔的な魅力を感じる小説です。
ところで、『リング』と『らせん』のビデオがレンタル開始になったので、さっそくビデオ屋に行きました。パッケージはそれぞれ10個以上並んでいたのですが、残念ながらすべて貸出中でした。『リング』に出てくる殺人ビデオがどんなふうに表現されているのかぜひ見たいのですが…。
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