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 5月下旬〜6月初旬 |
5月下旬〜6月初旬に種まきをします。品種によって、収穫までの日数が異なり、収穫適期はかなり短いので、収穫時期を十分想定して種まきの時期を決める必要があります。ここでは、タキイのキャンベラ78という品種を使っており、種をまいてから収穫まで78日になります。写真のようにポットで育苗してもよいし、プランタに直播きでもOKです。1箇所に3個まいて、本葉が出たら1本残します。残りの2本は引き抜くと残す1本の根を痛めるので、地表面ではさみで切断します。90センチプランタに4株から5株植えても大丈夫です。
 6月下旬 |
成長はかなり速いです。1時期にすべて収穫時期になると食べきれませんから、このように2週間ぐらい時期をずらして種をまくといいです。スイートコーンは吸肥力が強いのであまり施肥が必要ないように書いてある本もありますが、プランタ栽培の場合は2週間おきぐらいに追肥を続けた方がいいようです。
 7月中旬 |
どんどん葉が繁ってきます。幅広く緑の濃い葉をたくさん育てることが実の充実に大切です。
風で倒れやすくなりますので、土増しをします。腐葉土を中心に敷きつめて土と混ぜ合わせておきます。
 7月下旬 |  下旬 |
てっぺんに雄花が咲きます。途中には実がついてきます。実の先端から出る毛が雌しべで、雄花の花粉を浴びて受粉するわけですが、同じ株の花粉ではダメだそうです。ですから、スイートコーンはある程度近接して何本か植えておかないとうまく収穫できません。
 間引き |
1本に2個以上、実がついてしまった場合は一番上の1本を残して、他は除去します。茎を折らないように、しかしなるべく深い部分から抜き取るように除去します。こうして若いうちに取った実は、生で食べられますのでサラダなどに使うことができます。
 8月 |  8月 |
いよいよ収穫です。実を外から触ってみて充実しているようだったら収穫します。でも結局よく分からないので、種まきからの日数を基準にした方が安心です。皮をめくって実り具合を探った場合は、きちんとかぶせ直しておかないと鳥にやられます。
畑で育てる場合に比べるとどうしても小振りですが、味は上等です。キャンベラ78という品種は生でも食べられるくらいなので、茹でてもジューシーでおいしいです。
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