遍路トピックス [2004.3.27][2004.4.11] UP 『四国遍路ひとり歩き同行二人』7年ぶりに改訂 | by くしまひろし |
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へんろみち保存協力会『四国遍路ひとり歩き同行二人』が7年ぶりに改訂され、2004年4月1日に発売されます。 解説編と地図編の2分冊で構成される本書は、歩き遍路向きのコースと遍路宿を網羅しており、「歩き遍路のバイブル」とも言われてきました。1990年に初版が発行され1997年には第5版まで改訂が続けられましたが、それ以降改版がなく、道路事情や宿泊施設の情報も古くなり、改訂が待たれていました。 このほど発売となる第6版では、地図編が全面的に改訂されました。広域地図を用いた目次によって目的のページが簡単に検索できるようになりました。国土地理院の地形図や市販住宅地図等をベースに作成したオリジナル地図の上に遍路コースが明示されています。旧版では、遍路コースの周辺だけが薄い地形図で表示されていたため、「遍路コースと他の主要道路や鉄道との関係が分かりにくい」といった不便点がありましたが、この点が解消されたのが特徴です。また、旧版では「ページごとに進む方向が異なって分かりにくい」という意見もありましたが、第6版では、順方向のコースが各ページの右から左に進むように構成されています。 約1000軒を収録した宿泊施設の一覧も一新され、地図上の表記と巻末の一覧とが番号で簡単に照合できるようになりました。電話番号の掲載レイアウトも改善され、間違いが起こりにくくなっています。 解説編の構成は従来通りで、前半は入門解説の「へんろの取り組みガイド」、後半は番外を含む238霊場の解説となっています。今回、霊場の注記番号の見直しが行われ、地図編と同期をとるため解説編も改版となりました。 第5版まで、解説編と地図編とがセット販売となっていましたが、今回より別個に注文することもできるようになりました。解説編は1,000円(送料 同会代表で、事実上お一人でこの地図を制作された宮崎建樹さんは次のように語っています。
入手方法は こちら。 |