掬水へんろ館談話室メール
掬水へんろ館遍路トピックス [2003.7.5]
高知県が遍路道アンケート調査結果を公表
by くしまひろし

    高知県企画振興部企画調整課が2002年(平成14年)8月25日から12月5日に行った遍路道に関するアンケート調査の結果が公表されました。この調査は、遍路文化の保存・承継を通じて交流人口の拡大を図るための環境整備を目的として行われたものです。

    調査内容は「歩き遍路用」「車遍路用」の2タイプに分かれており、歩き遍路用のアンケートは、高知県の出入りの札所で配布したとのことです。

    回収された歩き遍路のサンプル数は87人の内訳は、男性61人、女性18人、年代別では、60代19人、20代18人、50代16人などとなっています。

    遍路の目的(複数回答)では、約17.6%の方が「歩く」、「先祖・死者の供養」14.5%、「精神修養」9.8%と続き、「信仰・修行」を挙げた人は4.7%にとどまっています。遍路の動機では、「退職」19.5%、「休暇がとれた」11.9%に「身近な人の死」7.7%が続いています。

    「整備した方が良いと感じたこと」という問いに対しては、「道しるべの充実」を55人(14.8%)、「霊場への行き方がはっきり記された標識」を38人(10.3%)、「歩き遍路のための道」を33人(6.9%)の方が挙げている一方で、「遍路道が便利になることは望ましいか」という問いに対して、「あまりそうは思わない」「まったくそうは思わない」を合わせると55人(63.2%)に上り、人それぞれの考え方の多様性が伺われます。

    以上のほか、種々の全般的な設問に加えて、高知県内の札所の間の各区間ごとに、「気がついたこと」「良かったと思ったこと」「不便に感じたこと」を調査しており、集計結果や自由記入された内容が報告書には記載されています。

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