掬水へんろ館談話室メール
掬水へんろ館遍路トピックス [2001.12.09]
国道55号の4トンネルを旧土佐街道のへんろ道で迂回
by くしまひろし

    徳島県内の最後の札所となる23番薬王寺から高知県の最初の札所となる24番最御前寺の間84.5キロは、ほとんどが国道55号を歩く過酷な区間です。この一部、日和佐町と牟岐町に残る遍路道が、牟岐町の福谷啓資さんたちによって整備され、少しでも国道やトンネルを避けて古い道を歩くことできるようになりました。

    地図はこちらです。

    この活動の中心となった福谷さん(74歳)は、19歳の秋、終戦直後の1945年(昭和20年)11月に、父親に買ってもらった自転車で初めて遍路に出たそうです。現在は民宿内妻荘を経営しておられます。

    数年前から歩き遍路が増加するのに連れて、旧へんろ道を歩きたいとの声が多くなり、1921年(大正11年)以降使われていなかった旧国道土佐街道を数人の同志と協力して通行できるように整備したとのことです。両ルートとも、進入口が一部埋没、消失しているところがあるそうですのでご注意下さい。

    また、「足の弱いへんろさんや身体の悪いへんろさんについて、要望があれば歩いた地点までの送迎をさせて頂いております。なお、最近は夏でも歩きへんろさんが多くなるにつれて、風呂、洗濯、シャワーの要望が多くありましたので、歩きへんろさんに限り、業務用浴場をお接待させて戴いておりますので、遠慮なくご利用下さい。」とのことです。

    関連リンク


新着情報のメール配信申込みは 「掬水へんろ館ニュース」で受付中。