掬水へんろ館談話室メール
掬水へんろ館遍路トピックス [2000.3.18]
へんろみち保存協力会、「相部屋」励行の呼びかけ
by くしまひろし

    ここ2・3年、歩き遍路が急増しているため、春や秋の遍路シーズンを中心として、希望の地点で宿泊できない人が多数出ると予想されます。

    へんろみち保存協力会には、1月以降、「四国遍路ひとり歩き同行二人」の注文が殺到しています。このため、春の遍路シーズンには大量の歩き遍路が四国を訪れることになると予想されます。宿泊事情に危機感をもった同会では、歩き遍路、宿泊施設の両者に対して「相部屋」の呼びかけを行っています。

    1月以降発送の「四国遍路ひとり歩き同行二人」には「宿泊所ご利用のアドバイス」を挿入して、率先して相部屋を許容し、ひとりでも多くの遍路が宿を確保できるよう協力を求めています。

    また、徳島、高知両県の宿坊や旅館にも、単独客でもなるべく相部屋で受け入れることや、相部屋の際の貴重品の取り扱いへの配慮などの協力を求めています。

    同会では、「遍路とは修行であり、相部屋での不便も修行の一環として受け入れるべき」としています。気ままな遍路旅を楽しみたい者にとっては、きゅうくつな面もありますが、遍路シーズンに歩く方はそれだけ豊かな出会いにも恵まれるわけで、ひとりでも多くの方がスムーズに遍路を終えることができるようお互い協力する必要がありそうです。


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