掬水へんろ館談話室
掬水へんろ館メールボックスから

99.2.26 さのひろみさんからのメール

こんばんは。初めまして。
今年の5月に歩き遍路を計画しているものですが、幻の「四国遍路ひとりあるき同
行二人」の入手方法が分からず、困っておりました。
書店を探したり、問い合わせたり。
こちらのホームページを見て、やっと入手できることになりました。
有り難うございます。
現在トレーニングと称して、週末に一日遍路をしています。
家が高知県なので、近所の札所まで歩いて帰ってくるだけのものですが。それでも
四か寺は歩いて帰れることが分かりました。
三月で仕事を辞めて、これからの人生を改めて考え直したいと思っております。
無職で蓄えもないので(くしまさん同様のNOVAに大金はたいてしまった・・・三月
にはニュージーランドへ!!)一部野宿して回ろうかと思っているのですが、いち
おう女なのでやはりまずいか・・・・と思っています。
ご返事

お便りありがとうございます。

「幻の(!)同行二人」入手のお役に立ててうれしいです。
高知県といっても広いですが、4か寺歩いて行けるというと、高知市近くでしょうか。すぐに遍路に行ける環境の方はうらやましいです。

女性で野宿の例もないことはないようです。ただ寝袋など荷物が多くなりますよね。「修行」の観点から野宿が基本だという考えの人もあれば、萩原健一さんのように「野宿だけはいけません。宿で十分体を休めて翌日に備えるのが大切。体をこわすと他人にも迷惑をかけることになる」とおっしゃる方もあります。まあ、人それぞれですね。

99.02.28 さのひろみさんからの第2信
メール転載の許可をお願いしたところ、快諾のご返事とともに、次のようにも書いて下さいました。
我が家は土佐市にありますが、案外高知県に住んでいても、お遍路をしようと言う
人はそんなに多くはありません。
近所の札所にも行ったこと無いという人も多いです。
最近はブームもあるのでしょうか、十数年前と比べれば歩き遍路の数が圧倒的に多
くなったような気がします。
私も、身体を煩ったりしなければ、一生縁がなかっただろうと思いますので。
また、野宿について
例がないこともないということをきいて安心しました。もちろん、オール野宿とい
うのではなくて、二日に一遍は泊まるようにするつもりです。
2日野宿、3日目に宿に泊まって、入浴・洗濯…というリズムで歩いている方もありました。

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