掬水へんろ館遍路日記第6期翌日談話室メール
掬水へんろ館四国遍路ひとり歩き 第6期くしまひろし

第0日(4月28日)

3年前に軽い気持ちで始めた歩き遍路の区切り打ちも、いよいよ今回で最終回である。予定通り歩ければ、88番まで打ち、その後1番に戻ってお礼参り、そして高野山にお参りをして帰宅する計画である。この行程を1週間の休みに当てはめるには、4月29日の朝から歩き始める必要があり、過去何回か経験済の夜行バスによる出発となった。

もっとも、高松行きの夜行バスは、東京からだけでなく、相模鉄道が運行する横浜発の便がある。以前、東京から高知行きの夜行バスに乗るときは、出勤時にザックや笠を持っていくなど苦労したが、今回利用する横浜発高松行きのバスは21時発なので、一度勤めから帰宅して身支度をしてから出発することが可能だ。

19時過ぎに帰宅して慌ただしく夕食を済ませ、20時に家を出て横浜駅に向かう。バスの中でよく眠れるように、駅前で缶ビールでも買って乗る積もりだったが、目当ての東急スーパーのあるダイアモンド地下街は20時30分で終わっていた。また、他に駅前にビールを売っていそうなところはない。少し歩くと立ち飲みのおじさん達でにぎわう酒屋があることは分かっているが、たくさん荷物をかかえて行くのはあきらめた。

バスに乗って驚いたのは禁煙でないということだ。消灯後は節煙にご協力下さいなどと言っている。ヘビースモーカがいないことを祈るしかないが、近くの学生の二人連れは「え? 吸って良いっていうこと?」と喜んでいる。

連休前夜のバスは予約で満席である。定刻に出発したバスの車内で、早速放映された案内ビデオを見ていると、途中坂出で停車するようだ。今回打ち始めの75番善通寺へ行くには坂出で下りる方がいいのかもしれないと気がついた。でも、まあ明日はゆっくりした行程だから、予定通り終点の高松まで行くことにしよう。

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