掬水へんろ館遍路日記第3期前日談話室メール
掬水へんろ館四国遍路ひとり歩き 第3期くしまひろし

あとがき

今回は、過去2回の遍路と違って、完全に当初の計画通りの行程を消化した。年末年始とあって、四国への往復の足の確保に苦労し、特に帰りのパスは何度も予約をトライして、キャンセルで出た空きをやっと確保できたものだったので、ずらすわけに行かなかった。

しかし、スケジュールを守る為に無理をするということもあまりなく、季節的に体力の消耗が少なくて歩き易かったせいもあり、余裕を残した旅となった。「修行の道場(土佐:高知県)」らしからぬ快適な日々を過ごした。

「同行二人」は冬の遍路について「この時機に歩行スケジュールを組んでまず狂うことはない」「山道にかかると草木の種子がおびただしく衣服に付着する」と述べているが、まったくその通りであった。

今回の遍路で土佐を終え、距離的にも四国遍路の約半分を歩いたことになる。「あと、半分しか残っていない」というのが率直な感想で、遍路を歩くことを喜びとする僕としては、遍路の88箇所のすべてを歩き終えるときのことを早くも想像して、寂しくもなるのである。

東京新聞(中日新聞東京本社)の加藤さんには、取材の前後に色々とご配慮いただき感謝している。初日の取材を終えた後も、宿泊先の旅館などに何度か電話を頂き、無事に旅を続けているかと気にかけて下さった。また、記事のホームページへの転載許諾は、同社としては初めてのケースだそうで、加藤さんのご尽力によって実現したのである。

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