掬水へんろ館遍路の本談話室メール
掬水へんろ館講座 日本の巡礼 第2巻 聖蹟巡礼

聖蹟巡礼 真野俊和編講座 日本の巡礼 第2巻 聖蹟巡礼』 (雄山閣,1996年)
本体価格 4800円, ISBN4-639-01377-9

四国遍路の歴史や、へんろ道の実態についての研究論文集です。江戸時代に四国以外からの遍路がどのように推移したのかとか、大師堂の起源はどのようなものかなど、遍路にとって興味深いテーマが並んでいます。

研究者にとっても、日本国内の他の地域に見られる巡礼とは異なった四国遍路というものが研究対象として独特の感心を引くものなのでしょう。とはいえ、この分野に関する研究者の人口は決して多くはないようで、この論文集も個々の研究者の方々のテーマにそった研究成果の羅列に止まっています。大きな象をところどころつついてみたという感じであり、現代における、遍路の研究の焦点がどこにあり、全体としてどのように進展しているのかということは明確ではありません。

山本和加子『四国遍路の民衆史』とともに、書店で手にすることのできる遍路に関する数少ない研究書の一冊です。

くしまひろし

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