掬水へんろ館遍路の本談話室メール
掬水へんろ館七日で一県 楽しく歩く四国遍路

七日で一県 楽しく歩く四国遍路小野庄一七日で一県 楽しく歩く四国遍路 (朝日新聞社,2005年)
本体価格 1800円, ISBN4-02-250020-4

「極力歩く」「1日平均20キロ」「長い区間は乗物も利用」といった方針で、各県1週間ずつの区切り打ち、通算4週間で結願することを目安にしたガイドブックです。歩く区間、鉄道などを利用する区間、1日ごとのスケジュール、宿泊場所など、すべて具体的にモデルプランとして示しているのが特徴です。

本文では、旅行案内としてコースの解説に加えて各地の見所なども紹介しつつ、随所に作法や著者の体験に基づくノウハウなども織り込んであるので、遍路の総合的な解説書にもなっています。

詳細な地図は掲載していませんが、模式化した地形断面図によって行程中の標高を図示して登り下りが分かりやすいようにしたり、鳥瞰図によってコースの対極的なイメージがつかめるようになっており、視覚的な分かりやすさに工夫があります。

著者は写真家であり、ご自身の歩き遍路体験を元にした写真が豊富な体験記『四国霊場徒歩遍路』も著わしておられます。本書でも札所の境内に加えて道の風景やお遍路さんたちの姿がふんだんに配されており、体験者にとっての遍路道アルバムとしても楽しめるでしょう。

くしまひろし

〔広 告〕
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