掬水へんろ館遍路の本談話室メール
掬水へんろ館歩く旅シリーズ 四国八十八カ所を歩く

四国八十八カ所を歩く 竹内鉄二歩く旅シリーズ 四国八十八カ所を歩く』 (山と渓谷社,2000年)
本体価格 1400円, ISBN4-635-01114-3

本書の出版元である「山と渓谷社」、通称「ヤマケイ」は登山のガイドブックや地図の出版で知られたところです。そのヤマケイが出した歩き遍路のガイドブックです。

パラパラとめくると、他に多くある四国八十八カ所巡りのガイドブックと違わないようですが、本文を読むと本書は独特であることが分かります。札所の解説ではなく、歩きのプロセスに多くの分量を割いているのです。

藤井寺本堂のすぐ左から山道の登りが始まる。焼山寺まで約13キロ。登りの標高差の累積は1100メートル。はやる気持ちを抑え、ゆっくりと自分のペースを守りながら歩くことが重要。途中、食堂の類は一切なく、水場も限られるので、弁当・水筒は必携である。

このように、登山やハイキングのガイドブックと全く同じ文体で、歩くコースの要点が簡潔な文章で要領よく解説されています。地図には、他の道路や鉄道も明示されているので、歩きコースの概要を把握するのに便利です。へんろみち保存協力会「四国遍路ひとり歩き同行二人」の詳細な地図と組み合わせることによって万全の情報となるでしょう。

豊富な写真も、歩き遍路の目線で撮られたものが多く、歩き終えた方にとっても、思い出を新たにする一冊です。

くしまひろし

〔広 告〕
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