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掬水へんろ館準・歩き遍路のすすめ

準・歩き遍路のすすめ横井寛準・歩き遍路のすすめ (講談社,2005年)
本体価格 876円, ISBN4-06-272304-2

★著者ご本人からの投稿です★

今では四国霊場八十八ヶ所全てに車が入れるようになり、遍路の大多数が観光バスによる「団体遍路」か「車遍路」となった。いわゆる「歩き遍路」は全体の数%に過ぎないといわれる。しかし、元々お遍路さんといえば札所から札所へと巡り歩く巡礼のことであり、歩くこと自体が修行でもあった。
四国遍路の道中には高い山もあり雨の日や風の日もある。そこで基本は「歩き」としながらも、札所と札所の間が長いところとか「遍路ころがし」と呼ばれる急坂などでは年齢や体力を考え、無理をしないで、適宜、乗り物を利用しようという人々もいる。私はそのようなお遍路を「準・歩き遍路」とよぶ。
私のお遍路はいわゆる古希と呼ばれる年齢を過ぎてからのものだった。風の吹くまま、気の向くまま、体力相応、私も自然体での「準・歩き遍路」、趣味のスケッチを楽しみ、下手な俳句を作りながらのお遍路だった。行く先々での「道連れ」や「お接待」の心に触れる喜びは何物にも変えがたい想い出でとなっている。
貴方もマイペースでのお遍路を試みられていかが、そのときの参考としてこの本が少しでもお役に立てばと願っている。4回に分けて行ったお遍路の日々、訪れた札所への距離とその所要時間、利用した交通機関なども巻末に掲げた。私の足が一般の人よりもかなり遅いことを念頭に置きながら参考にしていただきたい。

投稿者: 横井 寛

〔広 告〕
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    著者が、西行の著作“山家集”上田秋成著“雨月物語” 白州正子著“西行”ならびにこの土地の郷土史、および善通寺・玉泉院の和尚から送って頂いた幾つかの古い文献の コピー、またご自身の兄から聞いた話などを元に、自分の足で確かめて書かれたものです。上記『準・歩き遍路のすすめ』の中に入れたかったが、紙面の都合で割愛せざるを得なかったとのことです。

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