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遍路行
榎本三知子遍路行 (グループ土星群,2002年)

前著『よみがえる旅』発表後も遍路を続けておられる著者の詩集です。遍路道での出会いの数々を、詩の形式を借りて映し出しています。

一握りの米で2日分の粥を作る野宿娘、人気のない田んぼの遍路道を杖でふさぎ、お接待を要求する赤札の鬚遍路、心痛む「腕時計を買うてくれませんか」の青年などなど、これまでにお四国を8周した著者の思い出の数々です。

地元の小学生から「たびびとさん?」と不思議そうに見られるのは、僕も体験があります。ただ歩きたい旅、その意味では、僕も「巡礼」というよりは「旅人」と呼ぶ方が適切かもしれません。

元小学校教師の著者は、在職時代から交通機関を利用した遍路を続け、退職を機会に歩き遍路を実行。4周目を結願した時、前著を出版されました。その後も遍路を続けておられ、2001年には初めて通し打ちも果たされたとのことです。

一般書店では取り扱っておりません。注文は下記まで。

発行所: グループ土星群

586-0001 大阪府河内長野市木戸2−19−16 榎本方(tel: 0721-54-5177)

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