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掬水の果て > 読書日記 > 環境保護運動はどこが間違っているのか?
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槌田敦 『環境保護運動はどこが間違っているのか? 』 (宝島社文庫,1999年) [宝島社,1992年]
ISBN4-7966-1485-0「牛乳パックはゴミ焼却場で燃やそう」「分別回収運動でゴミ捨て場が枯渇する」など、環境問題の常識に反する目次が並んでいます。僕は最近仕事で環境問題に関連しているので、本屋でつい買ってしまいました。
内容は、標題から想像されるようなシニカルなものではなく、それなりに説得力のある論旨が展開されています。しかし問題は、「地球温暖化で海面が上昇するというのは嘘だ」と言われても、判断のしようがないことです。専門家がもっとオープンに議論して何が正しいのかを追求して欲しいと思います。
一般に、障害者問題とか環境問題というのは「一つの正義」みたいなものが横行する傾向にあるので、本書のような形で多面的な議論が展開されるのは歓迎すべきことです。
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