掬水の果て > 読書日記 > 定年からは同行二人 四国歩き遍路に何を見た
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小林淳宏 『定年からは同行二人 四国歩き遍路に何を見た 』 (PHP文庫,1994年) [PHP研究所,1990年]
ISBN4-569-56637-5時事通信の記者を定年退職された著者の歩き遍路の記録です。
遍路中だけはと決意した禁酒・禁煙を破ってしまって自己嫌悪に陥ったり、ふとしたことから「遍路を打ち切って帰ろう」と迷いに入ったり、やむを得ず泊まったラブホテルで、何気なくスイッチを入れたテレビ画面に映るアダルトビデオにびっくりしたり…と、気取らない率直な文章で綴られています。
著者が歩いたのは昭和63年(1988年)のことなので、宿やお寺の様子など現在では多少違っている点があると思います。
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