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喜寿の遍路日記
堀之内芳郎喜寿の遍路日記 (朱鳥社,2002年)
ISBN4-434-01874-4

1914年(大正3年)生まれで元海軍士官の著者が、1990年(平成2年)11月から翌年11月にかけて、3回の区切り打ち、通算44日で歩き遍路を完遂した記録です。

現代に比べて歩き遍路のための情報が少なく、またコンビニや携帯電話なども一般的でなかった時代です。宿の確保に難渋したり、休日に手持ち現金が底をつくなど、ご苦労があったようです。宿の洗濯機の使い方が分からず、手洗いに固執するところは、現代の中高年男性遍路と比べても世代の差を感じさせます。

本書は、1991年から3年間にわたって『水交』(旧海軍・海上自衛隊関係団体の雑誌)に連載された記事を元に、2002年に加筆修正して出版されたものです。

喜寿(77歳)というご高齢で歩かれたということと、今より歩き遍路がはるかに少なかった1990年当時の記録という点で、際立っています。

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