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絶対音感
最相葉月絶対音感 (小学館,1998年)
ISBN4-09-379217-8

21世紀国際ノンフィクション大賞受賞作。書評もどんどん出てるしたくさん売れているようで、新聞広告も派手です。

実は僕も絶対音感があります。小学生のときこの本に書かれているようなソルフェージュの教室に通いました。でもソルフェージュをやる前、1年生からピアノを習っていて、基本的な絶対音感は身についていました。

自分に絶対音感があるだけに、それがなんぼのもんじゃという気持ちを以前から持っていました。ピアニストにもなれなかったし、どちらかと言えば音痴で、カラオケは苦手です。

ピアノの音程は自分では調整できませんので、僕のは絶対音感とはいっても、どんなピアノにも対応できる誤差自動補正つきの絶対音感です。この弊害を、十代後半になってバイオリンを習い始めたとき理解しました。僕は、音楽の本質は相対音感にあると思っています。

こういうテーマを設定して本を書くという着眼点に感心しました。この本を読んで、僕も思うところがあることに気がついたので、いつか多少の雑文を書いてみたいと思っています。

〔広 告〕
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