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〈意識〉とは何だろうか
下條信輔〈意識〉とは何だろうか (講談社現代新書,1999年)
ISBN4-06-149439-2

「意識とは何か」という問いには、それを考える主体の意識が絡み合ってきます。思索的に答えることはできるかもしれないが、科学的に取り扱うのはきわめて困難なテーマだと思われます。著者は、錯誤や無意識など、意識の周辺に起こる現象の解明を通じて、何とか、意識というものを科学的な考察の対象として捕捉しようと試みています。

人工知能の研究が注目された1980年代、機械は考える能力があるか否かというテーマについて、西欧の人々はチューリングテスト(外部に対する応答が人間と同じなら、その機械は思考能力があると見なす)を持ち出して、この問題に深入りするのを避けようとしました。

本書は、意識の考察を通じて、心や脳の本質を追求しています。

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