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掬水の果て > 読書日記 > 失われた文明 − 一万二千年前の世界


A.ゴルボフスキー,中山一郎訳失われた文明 − 一万二千年前の世界 (講談社現代新書,1972年)
ISBN4-06-115674-8

『神々の指紋』では正統派の学者を盛んに批判しているので、正統的な古代史の本も読まなくてはと思って買ったのがこの本です。

ところが何と、この本もハンコック氏とほとんど同様の仮説を展開しています。謎の南極地図や、ピラミッドの建築技術の問題など同様の論拠に基づき、1万2千年前に、高度な文明が一度消滅したのだという仮説を立てています。本書の初版がソ連で出版されたのは1966年、日本語訳が出版されたのだ1972年ですから、超古代文明という着眼はハンコック氏の発明ではないのですね。

ところで、火薬というものは1320年に発明されたことになっているが、実は紀元80年代から何度か歴史上に現れては、数世紀にわたって断絶しているとのことです。また1万2千年前の災害は核戦争のようなものが引き金になった可能性があると述べています。これらのことから、非人道的な兵器につながる技術を抹殺する秘密組織の存在も示唆しています。

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